フリップフラッパーズ

フリップフラッパーズ、意識高いアニメみたいな意識高くないアニメか(?)、と勝手に思ってたんですけど、監督と総作監のインタビュー見たら普通のバリバリ意識高い発言だったのでウオッてなりました。

…まあそんなん別にどっちでもいいんですが。

 

さて、そろそろ去年書き残してたフリフラの感想を書いとこうと思います。もう冬アニメも始まって、これ以上ほっとくとアレですし。

というか、この前の記事は堂々とタイトルに冬アニメって書いてますけど秋アニメっすね…

 

フリップフラッパーズ 第一話「ピュアインプット」

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フリップフラッパーズのジブリっぽい空気がどうのとか、OPの手描き背動がどうだみたいな話は全然わからないんで、ガールミーツガールとしてのフリフラの話をしたいと思います。

 

僕は元々ボーイミーツガールがめちゃくちゃ大好きな人間なんですが、百合アニメが群雄割拠してた秋クールの中、フリフラがド王道のガールミーツガールをかましてきたのでもうたまりませんでしたよ。まあ僕は百合リテラシー高くないんで、「百合じゃないと成立しない関係性」なんかよりこういう百合の方が僕には向いてるっぽい、みたいなところもあったと思うんですけどね。

好きなガールミーツガールだと『推定少女』とかがぱっと思いつくんですけど、あれは思春期のドロドロがマシマシで桜庭一樹カラーたっぷりって感じですし。フリフラはストレートに、少女が少女と出会って非日常に巻き込まれて云々なガールミーツガールをやっていました。

 

そんなフリップフラッパーズ1話、ガールミーツガール的にはどの辺りを評価できるのか? これはもう、パピカとの出会いの予感、日常が壊れていく予感をこれでもかって位に丁寧に描いている、ということに尽きます。女の子と出会う分に関しては、多少突然であろうと問題ないというか、むしろ唐突であった方がドラマティックな印象を受けるようにすら思いますけど、やっぱり日常/非日常の移り変わりはすぐに済んでしまっては味気ないと思うのです。ワビサビです。

ではパピカとココナの出会いはどうだったでしょうか。(1話における)始まりは、パピカがフリップフラップを脱走したとき飛び散ったガラスの破片のキラキラを、ココナが塾の窓から遠目に見るというものです。ココナの方はこの時点では何もわからなかったでしょうが、ココナの非日常への渇望(とまでは言い過ぎかもしれませんが)、そして日常への倦怠を感じ取ることができます。そしてパピカは警報のブザーや明るい音楽をBGMに、グリグリ動く作画と共に夜空へ飛び出していきます。非日常と言わんばかりの演出、もうこの時点で最高っす。

 

続いて、二人の出会いは踏切のシーンへと繋がっていきます。これはわざわざ何か言う必要もないかと思いますが…退屈なルーチンワーク、いつもの通学路の途中、突然ヘンな女が飛び出してきて、目が合った!と思った次の瞬間そいつは路面電車の向こうに消える。電車が通り過ぎるともう誰もいない。周りの通行人はみんなスマホを見てて、自分と同じものを見た人はいないわけです。すかさず学校の友達が声をかけてきます。急げば電車にまだ乗れる、それは完全に普段の会話です。今見たものが夢か現かも定かではない、でも見たのは確か、そんな戸惑いを抱えつつも再びココナは日常へと戻されていきます。

 

そして、保健室のヤヤカと分かれて(集中したいとか言ってんの完全に口先だけですよね、悪い女だ)フラフラ歩いていると、例のもの置き場にたどり着くのです。ここで、ココナは自分から物置に足を踏み入れます。かけ直されたポールが、ココナが日常から断絶されたことを強調するレイアウトになっていながらココナの几帳面さを示しているというのも最高なんですが、大事なのは自分から歩みを進めたということです。非日常=パピカが、ここでは唐突に登場するのではなく、ココナの側からパピカへ向かうのです(パピカ「ずっと待ってたよ」)。ココナはパピカから「待たれる存在」なのであり、非日常的・異物的存在ではないのです。こうして少しずつ、じわじわと日常が非日常へと擦り寄っていくのです。

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このすぐ後に二人はピュアイリュージョンに赴き、トンネルを抜けた先で一面雪の世界に足を踏み入れます。国境の長いトンネルを抜けると雪国であったというわけです。今まで日常と非日常との間を揺蕩ってきましたが、その長い逡巡はここに至って開放され、もはや完全に日常の世界ではありません。フリップフラッパーズは川端康成の『雪国』の、現代風アレンジといってもいいのではないでしょうか。フリップフラッパーズはノーベル文学賞もの!!!!

 

そしてピュアイリュージョンでささやかな冒険を経験する訳ですが、この後がまた素晴らしいことこの上ないです。ピュアイリュージョンからココナとパピカは二人別々に帰還するんですね。ココナだけが土管のそばに戻り、欠片を見つめ、一人で非日常の感覚を味わうのです。非日常が非日常たるゆえんは日常にいないと実感できませんからね、ココナが日常の側から今回の冒険を俯瞰する必要があったのです。

そしてココナが屋上に戻ってくるとパピカがいるんですが、逆光になってて始めよく見えません。なぜか? パピカは非日常の存在、現実かどうかわからない存在だからです。

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そしてパピカは割れた眼鏡をココナに返します。「日常が壊れる予感」ということでいえば、このシーンが頭一つ抜けているのではないでしょうか。ココナに掛けられた眼鏡は割れていて、すぐにずれてしまいます。ココナにとっての日常の象徴みたいなもんである眼鏡が、ですよ。もちろん眼鏡は世界を通して見るためのフィルターでもありますから、それが壊れてしまえば今まで通りの世界を見ることはできません。かくして、晴れてココナさんは非日常への仲間入りをしたのであった。

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まあそのあとすぐ「また一緒に冒険しよ?」「いや。」ってなるんですが。とはいえ、もうこれから物語がどちらに転ぶかなんてわかりきっているものです。Cパートは別として、アバンからEDまでのストーリーは最高に繊細に組み上げられたガールミーツガールでした。日常と非日常をフリップフラップする「ピュアインプット」、最高!!!!

 

フリップフラッパーズ 第二話「ピュアコンバータ」

各話300字くらいのつもりだったのにポエム書いてたら字数が嵩んでしまった……

 

二話「ピュアコンバータ」は実質パピカ回。手描きの質感を押し出し、絵本のような暖かみがあった1話と比べ、2話はサイケでトリップな色使いの回です。ですが内容で言えば、まったく無秩序な幻覚的というよりはある程度筋の通った「夢」的であったかもしれません。語彙力がゴミなのでなんと言えばいいのかわかりませんが、物理法則のない、前後関係のみが存在する因果とかって言えばいいんでしょうか? ユクスキュルが掃除機に吸われ、それを追った二人はビビッドな外見の世界へとたどり着くわけですが、その後ピュアイリュージョンの防衛トラップは掃除機のような振る舞いをすることになります。なんでもありのピュアイリュージョンですからもちろん物理法則なんてないようなものなんですが、起こる出来ごとに脈絡がないということではないんですね(いったん物理法則が忘却され、前後関係のみが再び思い起こされるという言い方のほうが正しい気がします)。そんなこんなで、ピュアイリュージョンらしい、非常に楽しい回でした。

 

2話の高橋未奈美さんの「もうやだ」とか、それを言うなら1話の「何が?」とか10話の「だったら教えてよ!」とかもそうなんですが、フリフラはたまに短いフレーズであからさまに生々しい演技が入るんですよね。アクセントになっていてとても良いです。

 

フリップフラッパーズ 第三話「ピュアXLR」

最高の音楽と効果音、そしてテンポに弾みをつけるセリフ回し! パロディばっかりの回ですが基本何も考えなくても死ぬほど楽しいです。

 

パピカ(キラーン)からのココナジャンプからの「先生ーーッ!!!」からの「ワシらも後を追うぞ!」

もハチャメチャに楽しいですし、

パピココ(キラーン)からの音楽♪テレレレレッからの「うわあ~~~~」からの「あ!」「まあ…」

も尋常じゃなく楽しいです。もう眠いので語彙がなくなってきました。

 

よく見ると双子よりヤヤカのほうがちっちゃいのもポイント。

 

フリップフラッパーズ 第四話「ピュアイコライゼーション」

「OVER THE RAINBOW」が最高ですね。まあ1話も8話も「OVER…」は最高でしたし12話の歌詞付きも最高でしたけど。日常パートで「OVER…」のイントロが流れるとどうにもウキウキしてしまいます。

さて四話は無人島回。また1話みたいな見方をしてしまうんですが、4話は「非日常が日常になっていく」回であると言えるでしょう。出会いの次は仲良くなる展開が待っているのが当然の流れです。ココナはパピカと仲を深め、日常と非日常の境が曖昧になっていきます。無人島まで飛ばされてんのにテストの心配をするのなんかはココナが日常に軸足を残していることが伝わってきて良いです。このときのココナにとっては、数日後にせまったテストも、パピカとの冒険も、同じくらいの日常になりつつあるのです。こういう非日常と日常との移り変わりにおじさん弱いんです。

 

フリップフラッパーズ 第五話「ピュアエコー」

学校のピュアイリュージョン。同じ構図を意識的に使いまわすフリフラですが、目立つのは7話と、そしてループ回であるこの5話です。これがまた見てて気持ちいいんですよね。

それにしても、各話数ごとの振れ幅は見ての通り大きいですが、5話はこの回だけでホラーに百合にループに後半アクションにとかなりゴチャ混ぜなことになっています。本当よくこんなに詰め込めるもんだと思います。

 

夜這いついでにパピカをベッドから蹴落としていくヤヤカさんの行動力がヤバい。幼馴染という立場に甘んじるということが全くない。

あと後半のココナハンマーの作画スっゴい。

 

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フリップフラッパーズ 第六話「ピュアプレイ」

う~ん難しい回だ……。ネグレクトによる解離性同一性障害みたいな解釈していいんですか……? 頭が悪いので全然さっぱりわかりません。でもそういうこと言い出すとデジャビュ(既視感)がてんかん患者にしばしば起きる症状だとかパピカの解離性健忘とかそもそもピュアイリュージョン自体が夢様状態dreamy stateっぽいだとかそんなことを考えてしまいそうです。精神医学からみるフリップフラッパーズ……? まあフリフラは電子ドラッグですしね。

この回も割と振れ幅デカいというか、何気に前半は普通にガッツリ動いてますね。ソルトの席の方を見つめるココナからいきなり変身シーンぶち込むのスゴいです。

 

フリップフラッパーズ 第七話「ピュアコンポーネント

この回から脚本が綾奈ゆにこじゃなくなってたんですね。7話は、2話みたいな夢らしさとも言うべき不思議感覚が詰め込まれてて最高です。美術も、序盤の1話っぽい手描き風から終盤のきれいな夕焼け、夕暮れ時の星空と見ていて飽きません。

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公園で砂山崩すシーンの二人の拳とか、ベッドで「このままでいいのかな」って言ってる時のココナなんかの構図はめっちゃ良いですね。あとパピカが土管からココナの腕を引っ張る時の上手下手のコントロールが良い。

 

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でもまあ7話もよくわかんないですよね。ソルトの机の爪切りとか、結局最終話まで明示はされませんでしたけどなんなんでしょう。ソルトがイロドリ先輩の変化を元に戻そうとしてたことを示唆してるんでしょうか。もっとも最終話では先輩はマニキュアつけながらもかつてと同じように絵を描いてたので、最終的には人間の精神はさまざまな面をもつけどどれも本当の自分なんだー的な決着ってことでいいのかな。

踊り場で制服はだけてるココナのシーンはホントに意味わからん。

 

フリップフラッパーズ 第八話「ピュアブレーカー」

巨大怪獣!! ロボット!! 合体!! 爆発!! 板野サーカス!! スクール水着!!!!!!!

 

音楽が最高のタイミングでやってくるのでたまらんです。はやくサントラ出してくれませんかね? 誰ーれッかの心が呼んでいるゥー!!

 

あとこの話数はユユが可愛い。ゴーグルかけたままのユユとかヤヤカに吊られて嫌そうなユユとか最後すぐキレるユユとか… まあユユは3話の時点ですでに手が早いところありましたけど。

ユユだけじゃなくてヤヤカもヤバいっすよね。最近は電車の中でひたすらフリフラ見てるんですが、ヤヤカの「ふ、フリップフラッピンg…」は何度見てもオタクスマイル全開フルパワーになってしまいます。

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Twitterで8話はヒダカのピュアイリュージョンなのでは説を見かけましたけど僕はブーちゃんのピュアイリュージョンなんじゃないかと思っている。

 

これは言っておかなければならないんですが、8話のエロいスク水とかレバーとか僕は大好きです。

 

フリップフラッパーズ 第九話「ピュアミュート」

や、ヤヤカァーーーーーッ!!!!!

9話はヤヤカの覚悟の回。覚悟には自信のあったはずのヤヤカが、パピカのナチュラルな覚悟を見せつけられてしまう回です。ヤヤカは「こっちはなあ、お前が会うより、ずっと前から一緒なんだ!!」とかなんとか叫んでいますが、12話13話でそれもひっくり返されてヤヤカの立つ瀬がありません。まあ乳児ココナはともかくとして、幽閉されたパピカを助けに来たココナと病院でヤヤカと会ったときのココナはどっちが時系列的に先なんでしょうか。円盤の特典とかで判明しますかね?

 

9話はアニメーションもいいですねー。パピヤヤ戦闘は静の中の動というか、二人とも本気ではないのでヤヤカが動作終わりに動きがスッと落ち着いていく感があります。一方ヤヤココはもう常に動きまくりのガンガン戦闘でこっちも楽しい。

今回ヤヤカには全然攻撃してなかったパピカが、ヤヤココがミサイルで狙われた途端(多分未必の殺意くらいな感じで)トトを攻撃するというのも良かったです。

 

フリップフラッパーズ 第十話「ピュアジッター」

ココナがフラフラフラフラしてて女誑し感が半端ない。ミミの名前を出すパピカの前から立ち去るときも、ただどっか行くんじゃなくてわざわざ「ヤヤカのところに行かないと」とアピールしますからね。お前1話の頃はあんなにヤヤカにつんけんしてたじゃん。それが今ではデレッデレのデレで「お願い、ここにいて!」だもんなぁ。ヤヤカに対してだけじゃなく、トトユユに一緒に来て、と言われてちょっと反応しかけてるあたりにもココナの承認欲求の強さみたいなものが垣間見えます。

しかし結局ヤヤカも嘘をついていたことを知り、みんな大っ嫌いとなって最後の心の拠り所である家に帰りますが、そこでもやっぱりおばあちゃんが嘘をついていたわけです。どこへ向かえば良いのかわからずフラフラしている思春期の少女が、自分で何かを選び取るまでの物語…といった感じのフリップフラッパーズ全体のストーリーにおいては、とても重要な回でした。

 

フリップフラッパーズ 第十一話「ピュアストレージ」

や、ヤヤカァァァァーーーーーッ!!!!!!!!

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ヤヤカは最高の存在と化しているのでもはや言うことはありません。13話でパピココのことずりぃよなあって言ってますがお前もズルいぞ!!

 

ここに来て主人公のお鉢が完全にパピカに回ってくるのも良いんですが、ここまでがっつりパピミミやっておいて最後はちゃんとパピココに着地させるのはすごいですよね。パピココのキャラデザは、当初パピカがショートでココナがロングだったそうですが、もしそうだったら成人パピカとミミみたいな感じになってたんでしょうかね。

ストーリーをきっちり畳むとなればこういう回も必要になりますし、それまでのようななんでもアリな楽しさは減ったかもしれませんが、結局ヤヤカのパワーに押し切られてしまった感があります。

 

フリップフラッパーズ 第十二話「ピュアハウリング

や、ヤヤカァァァァアアアァァアーーーーーッ!!!!!!!!!!!!

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パピココの宝物は(この時点で)よくわからんガラクタなのに、ヤヤカは宝物にココナを選ぶというのが”ガチ”感ありますね。ミミがソルトに残すも一度は暴走ミミの手に戻り、再びミミがソルトに託した欠片をキーにしてヤヤカが変身するというのやばくないですか? 両親公認のお付き合いかよ。結局二人はまたさらなる変身を遂げてしまうわけですけれども。

12話時点ではパピカは「ココナにはココナの大切な場所があるの」くらいしか言ってないんですよね。それは13話において、ココナがパピカと一緒に冒険するという居場所を明確な自分の意志で掴み取ることに繋がっていくことになりますが、ここまでの段階だとパピカとココナの別れしか予感しなくて心底ハラハラしてました。どだい、元々のココナの居場所(保健所や美術室)にはパピカは匂いで疎外されてきましたし。しかし最終話はそんな予想を軽々と上回る内容でした。

 

ソルトに後を任されたあたりのヒダカの動きが楽しい。

 

フリップフラッパーズ 第十三話「ピュアオーディオ

フリフラ最終話「ピュアオーディオ」の放送日は12月30日。僕は冬コミ参加したのでその日東京にいたんですが、東京ではフリフラはMXで最速放送されるので関西と時間が違うんですよね、そのせいでリアタイで見損ねてしまってもう頭がおかしくなるかと思いました。やはりT○KYO MXは滅ぼさなければならない。

 

OPとEDは両方、ココナがパピカに手を差し伸べる/救うという感じですが、その展開が(時系列的に)最後にやってくるのではなく、パピカがココナに懐く原動力になっていたというのは最高でした。やっぱ主人公はパピカかぁ。

 

結果から言えばパピカとココナは離れ離れになることはありませんでした。フリフラ最終話に別れがあるとするなら、それは明らかに視聴者とピュアイリュージョンとの別れです。最後のピュアイリュージョンは、ユクスキュルやブーちゃんが記号的なマスコットとしてではなくリアルなウサギや重機として描かれることになります。まあユクスキュルがウサギになってるのなんか正直見ただけで笑ってしまいますけど。てかお前やっぱウサギ(的)生物だったのな。

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二人が抜け出すことになる最後のピュアイリュージョン、今まででもっとも現実に近いこのピュアイリュージョンは、単に「物理法則の通用しない不思議な世界」へのアンチテーゼたる世界なのではなく、「(二人がそれまでいた)アニメ的な、フィクションの世界」に対するアンチテーゼです。二人はピュアイリュージョンから抜け出すことで、そのアンチテーゼをもう一度否定し、冒険と夢に満ちた、元のフィクションの世界へと戻っていきます。僕たちのいる現実の世界は完全に否定されておしまいです。そうまで言われてしまえば、もうどうすることもできませんね。12話時点で、どう転ぶにしても結論はそれなりのところに落ち着くだろうとか思っていたら斜め上の方向からグサッとやられてしまいました。

 

 

終わりに

想定の500倍くらいの分量を書いてしまいました。暇があるわけでもないのに、全く困ったものです。まあ書いてる僕よりこんな駄文を長々と読んでしまった人の方が可哀想です。読んでくれた人がいるならですが。

 

しかし、先日バイトをやめたにも関わらずフリフラの円盤を買うことにしてしまったので懐が非常に心もとないです。貯金もほぼ無いので、来年春のサクラダリセットの円盤買う金が残っているのか怪しいです。というか多分残ってないです。フリフラ全巻そろえられるかも微妙ですがそこはまあなんとか頑張りたいと思います。

 

そんな感じでフリップフラッパーズの感想でした。本当にいろんな楽しさが詰まったアニメだったと思います。BD2巻が届くまでまた何周かしておきたいですね。